おくすり、納得して服薬してますか?

98%
何の数字だと思いますか?

この数字は、和歌山県後期高齢者医療広域連合における長期投与者の割合です。  

  分子:令和4年3月から令和5年2月の長期投薬者数161,150人
  分母:令和4年4月1日現在の被保険者数163,266人
  長期投与者数とは:同じ内服薬を1か月の内14日以上処方された実人数

 

病気や病状によっては、2週間以上にわたり同じ薬を処方されることもあります。
さらに、長期投薬者のうち約半数以上の方が、内服薬を6種類以上処方されていました。

   分子:多剤投薬者数86,482人
   分母:長期投薬者数161,150人
   ※多剤投薬者とは:同月に内服薬を6種類以上処方された実人数


また、異なる医療機関などから同じ効能の薬が重複して処方されている場合は、重複服薬と言われ注意が必要です。

【お心当たりありませんか?】

□「腰が痛い、膝が痛い…」と痛む部位ごとに異なる種類の痛み止めを同時に服用していませんか?
□「痛みがよくならないから」と同じ症状で複数の医療機関を受診していませんか?

薬の数が6種類を超えると、副作用の発現頻度が大きくなると言われています。
特に、高齢者の場合、複数の慢性疾患を有し服用する薬の種類が増加すること、加齢によって薬の効き目が強く出るようになる等の特徴から、副作用が出やすく、注意が必要です。
詳しくは、次のポスター又はリーフレットをご覧ください。

 【ポスター】  
 【リーフレット】

□必要な薬をきちんと服用することが大切です。
□特にお医者さんから出された薬は、不調を緩和するための大事な薬です。自己判断での断薬はやめましょう。症状が悪化することがあります。
□もし、薬を飲んで体調を崩したときは、かかりつけ医やかかりつけ薬局に、飲んでいる薬とサプリメント、お薬手帳を持って相談しましょう。